2024/01/06 08:44


この度の令和6年能登半島地震により被災されました方々に対して心よりお見舞い申し上げます。また、一日も早い被災地の復旧をお祈り致します。

今回の地震被害の現状を見聞きする中で、道具屋888でも何か出来ることは無いか…と考えました。そして、被災地域を対象とした支援活動をしている下記2ヶ所の団体様に売上の一部を寄付させていただいたことをお伝えします。

ピースウィンズ・ジャパン/空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”(支援金)
日本赤十字社(義援金)


支援先を2ヶ所に分けた理由としては、それぞれに使われ方の違いがあることを知ったからです。寄付についていろいろと調べていく中で道具屋888が知ったことを簡単にですが説明すると…

【支援金】
被災地での救命・復旧活動に使われる/支援団体が使い道を決定/各団体の判断と責任において被災地にすぐ届けられる

【義援金】
被災地での救命・復旧活動には使われない/寄附金の100%を公平に被災者に配布/正確な情報の把握が必要なため被災地に届くまで時間が掛かる

上記のように寄付金の活用方法や届くスピードがそれぞれ異なるそうです。
そのことを知った上で道具屋888では、今まで同様の生活に戻るためにはどちらも必要な支援であること、店主の知識や経験からでは何を優先することが被災地域にとって最善なのかの判断がつかなかったことから、売上の一部を均等に分配し、2ヶ所の支援先へ託すこととしました。また、地域を限定して寄付を送るという手段もありましたが、そちらについても土地勘が無く判断がつけられなかったため、出来る限り広範囲の被災地域を対象としている団体様を選択しています。

当店がセレクトする品には手仕事によって作り出された工芸品も多くあります。また、生き物に関するオリジナルグッズも定期的に揃えております。今回被災された地域の様々な工芸品の製作が再開されること、野生・飼育問わず様々な生き物がまた安心して暮らせるようになることが、巡り巡って当店の運営を続けていくことにも繋がっていくこととも思っています。店主自身も東日本大震災の際に周囲からの手助けの有難さを実感し、そのことが今へと繋がる1つにもなりましたので、微力ですが少しずつお返しをしていけたらと考えています。

当店のお客様におかれましては、今回の寄付について事後報告となってしまったことをお詫び申し上げます。何かご意見やご不明な点などがありましたらCONTACTよりお気軽にお伝えください。

いつも道具屋888をご利用くださりありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


道具屋888店主・中澤 芙美